EAは人間が使う道具である

EAは人間が「使う」道具である。これはいつも私が言っていることだが、案外「使っていない」人が多いことに気がついた。ネットで購入したEAにはバックテストが紹介されている。綺麗な右肩上がりだ。だけれど、EAはチャートを見れないと私は思っている。移動平均線は知っているし、各種のオシレーターの値も知っている。10本前100本前の安値高値も瞬時に理解できる。でもEAはチャートは見れない。

チャートを見られるのは人間だけなのだと思う。人間は見事にチャートを判断する。4時間足を見れば上げトレンドなのか下げなのかレンジなのか簡単に判断できる。ダウ理論なんて知らなくてもだ。

かく言う私も、以前はEAを拝んでいた。お金を出して買ったEAなら尚更だ。トレンドを簡単に判断できる一方で、人間は自分が金銭と交換に手に入れたEAを貴重であると判断し、自分の手で操作するのを躊躇する。フリーのEAでも使えるものはあるのだけれど、それらは1ヶ月で結果が出ないと簡単に捨てられてしまう。これが人間の心理というものだろうか。

もっと自由になってもいいのではないかと思う。手に入れたiphoneを自分なりにデコってしまう人は多いし、念願の大型バイクを手に入れれば、カスタマイズしない人はいないのではないか。

上げトレンドならEAの売りポジション数を0にしておけばいいし、上下に荒れている相場なら一時稼働停止するのも手だ。これはEAによってその性格が違うので、EAを購入したらそのEAの特性を早く知ることが大事だと思う。

もちろん、EAを製作する側は、なんとか、色々な相場で勝ち越しを続けていくEAを何ヶ月もかけて作っている。でも、使う立場になれば、もっと自分の裁量を入れてもいいと思うのだ。

私も購入したスキャル系のEAを3本持っている。購入したEAの動きを1ヶ月も見れば、どういうところでポジションを取るのかはだいたい解ってくる。だから、1本のEAは上げ相場なら売りポジションは0にする。例えば今ドル円を売るポジションを取るのはリスクが高すぎると思うので、売りの発注はしないようにする。これだけで、無駄なトレードを少なくできる可能性がある。

レンジに強く、日本時間の動きの少ない時間に利益を積み重ねるEAもある。だけれど、日銀総裁のパフォーマンスで一気にやられてしまうこともある。会見の1時間前にスマホからEAを停めていれば、いや、会社に出かける前にEAを停めていれば、損失は免れる。

トレンドフォロー系のEAがポジションを取ったら、自分の相場観と照らし合わせて、損切りだけ入れておいてEAを停めてしまう手もある。そうすれば、稀に大きなpips
を手にできたりもする。

EAを神様のように扱う必要はない。あなたは自由な存在だ。そしてEAはあなたが使う道具なのだから。

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このブログ記事について

このページは、shibugakiが2014年11月23日 23:20に書いたブログ記事です。

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