昭和30年代、小学校の近くや公園の近くには駄菓子屋があった。だからその日に遊ぶ場所によって、駄菓子を買う店が違っていた。

普段は行かない少し遠くの公園の南側に小さな駄菓子屋があった。駄菓子やめんこなどの数は少なかったが、その店のおばあさんは一斗缶の中に入った水飴を売っていた。いや、あれが水飴だったのかどうかは判然としない。水飴というよりもう少し固かった。その証拠に、冬になるとその飴はなかなか割りばしで巻き取りにくくなり、おばあさんが力を込めると割りばしが折れ、飴の中に突き刺さったままになっていたものだ。

それでも、おばあさんは一斗缶の中の水飴を割り箸で巻き取って手渡してくれる。おいしかった。ポケットの中の十円玉が普段より多いときには、薄いせんべいにその飴を塗ってもらった。一番高級なのは、水飴を2枚のせんべいで挟んだものだ。あの頃、あの水飴のことを「リョウセン」と呼んでいたが、語源が分かりません。
なんだか飴を舐めたくなった。
レトロな飴玉・・。飴玉にもデザインがある。


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