昭和28年の広告です。レトロといえばレトロなデザインですが,このダン注射液なるもの,よく見ると1cc×10Aと書いてある。ということは多分アンプルですよね。ちなみに薬効を見ると風邪薬。自分で静脈注射して,「ひとにもすすめたくなる」というわけでしょうか。
戦後にはヒロポンを自分で注射していたのは知っている。元気が出る薬である。ただし,覚せい剤特有の副作用がある。戦後,軍から放出されたヒロポンは一気に広まったらしい。これは和田誠監督の「麻雀放浪記」にも出てくる。戦後の作家たちにもかなり広まっていたというし,昭和26年に成立した覚醒剤取締法によって覚醒剤指定されるまでは普通に使用できたということ。終戦後というのは私には信じられないことが多々ある・・。



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