2009年11月アーカイブ

火鉢

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昭和の火鉢です。あの頃、特にデザイン的なものが施されていない、こういった火鉢がとても一般的なものでした。

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北風が吹き始める頃、押し入れの奥から火鉢を引きずり出し、灰を入れて、炭を買って、五徳を立て、火を入れる。小学校から帰ってくると、親の目を盗んで、この火鉢の上にしゃがんでお尻を温めた。寒い夜はどてらを着こんで、火鉢に手をかざし、五徳の上でチンチンに熱くなる鉄瓶から昇る湯気を飽かず眺めた。遠い昭和。暖かい昭和。

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どこか昭和を感じさせるデザイン。今石電機製作所の「レトルトクッキング」。水を使わずに、レトルトパウチを暖める機械です。

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昭和のレトルトといえば「ボンカレー」です。昭和43年に発売された「ボンカレー」だが、あまり食べた記憶がない。カレーは母親が大鍋にたくさん作っておき、それを毎日温め直して食べるというのがあの頃のカレーだったように思う。ある友達の家は、いつ行ってもカレーがあった。不思議だった。

先日、30年ぶりにその友達の家を訪ねると、だいぶん年老いた友達の母親が出てきて、「カレーがあるから、食べていきなさい」と私に言う。不思議は、もっと不思議になった。

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昭和と言わず、太古から昇り続けている月。遠くで犬の遠吠えが聞こえる秋の夕方。ふと自分を振り返る。

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縁側でススキを飾り、三宝にお団子を盛り、まあるい月を家族で愛でる。私にはそうした記憶がない。思わず口ずさむ「月の砂漠」。作詞された加藤まさをさんは静岡生まれの画家です。本の挿絵などで活躍された方ですが、多才な方で、少女小説も書かれており、この「月の砂漠」も大正12年に『少女倶楽部』の三月号に発表されました。

月の砂漠をはるばると
旅の駱駝がゆきました
金と銀との鞍置いて
二つならんでゆきました

金の鞍には銀の甕
銀の鞍には金の甕
二つの甕は それぞれに
紐で結んでありました

さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人は おそろいの
白い上着を着てました

曠い砂漠をひとすじに
二人はどこへゆくのでしょう
朧にけぶる月の夜を
対の駱駝はとぼとぼと

砂丘を越えて行きました
黙って越えて行きました


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