2010年6月アーカイブ

路地トマト

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昭和の頃、庭には実がなるものを植えたものです。無花果などはどの家にもあった。無花果が熟れて、少しはじけたところに蟻が群がる。無花果をもぎる子どもは蟻を手で払ってからかぶりついた。

tomato.jpg

庭で赤くなっていたトマトを摘む。雨の夜、真っ暗な中で濡れながら摘む。ついでにと、剪定をしていると、本元の茎を切ってしまって驚いた。大雨の中で驚いた。

トマトの旬は夏である。昭和のトマトは何とも言えない香りがした。友達の農家で栽培している路地トマトを一つもらい、暑い日差しの中で塩をかけて囓ると、夏の匂いがした昭和。

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明治時代から昭和初期にかけて外国人の避暑地として栄えた長崎県雲仙市の温泉地「雲仙」で愛飲されたレモネード。温泉レモネードと書いて「うんぜんれもねーど」。大正時代を感じさせるデザインです。女性はアメリカのノーベル賞作家パール・バックをイメージしたものとされている。

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梅雨入りの時節なのに暑い日が続き、昼間に飲んだレモネードの空き瓶が、電球色に染まる。あの頃は蛍光灯はまだ少なかった。四畳半に電球一つはあたりまえだった。天井からぶら下がったソケットを二股にして、そこからラジオの電源を取っていた昭和。お金もなかったし、愛する女性もいなかった。それでも、幸せだった。

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