2010年9月アーカイブ

紙風船

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静かな秋の日に紙風船。昭和の時代によく家の中で遊んだ紙風船。そのデザインは今でも変わらない。

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昭和30年代には、富山の薬売りのおじさんが、大きな行李を大きな風呂敷のようなもので背負い、年に何度か我が家にもやってきた。玄関で「こんにちは」と言う声が聞こえると、すぐにおじさんだと分かった。おじさんの声は低くてなめらかだった。玄関で行李の蓋を開けるおじさんの七三に分けられた黒い髪の毛は整髪料で光っており、行李の中には驚くほどたくさんの薬が綺麗に並べられていて、その端っこに紙風船がいくつか畳まれていた。

先日、Amazonにデザイン関係の本を注文したのだけれど、翌日には、買う気がなくなって、キャンセルの手続きをしようとしたが、すでに発送の手続きに入っているという表示がされているだけで、何もできなかった。仕方なく諦めていたが、今日紙風船を膨らませているときにパソコンに届いたAmazonからのメールは、商品が手に入らないのでキャンセルさせていただく旨のお詫びのメールだった。

静かな秋の日に紙風船をついてみる。

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HONDA CB1100

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昭和の写真ではありません。でも昭和のCB400のデザインに似ていると思いませんか。空冷4気筒。一本出しののマフラーです。今年発売されたCB1100の壁紙の一部を切り取りました。

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今日BSの録画していたものを見ていたら、このバイクに出会いました。1100ccなのに最高出力が88PSしかない。しかしトルクは92N・mもある。もう設計者の意図が分かります。価格も100万円以下。(ちなみに昭和51年のCB400は100万円を軽く越えます)さすがに細部にコストダウンの悲しい跡が見受けられますが、バイク乗りは自分で部品を交換します。私はいつかこのバイクに乗ることに決めました。

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乙女のワルツ

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昭和のジャケットデザインが懐かしい伊藤咲子の「乙女のワルツ」。

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昭和50年頃、私は東京に住んでいた。あの頃一番大事だったものは、アルバイトをして買ったオーディオセット。YMAHAのウッディなレコードプレーヤー、トリオのアンプとチューナー、山水のスピーカー、TEACのカセットデッキ。四畳半一間、トイレ共同、風呂無しの下宿で、sugar babe、センチメンタルシティロマンス、はっぴいえんどなどを聴いていたが、歌謡曲のLPが一枚だけあった。それが「乙女のワルツ」このLPは本当に擦り切れんばかりに聴いた。

私は彼女に会ったことがある。東中野の駅前で堀越学園の制服を着た彼女が駅から出てきて、私は駅に向かっていて、すぐに彼女だと分かった私は、彼女を見つめながら歩いた。そして彼女との距離が数メートルになったところで立ち止まった。すると彼女も立ち止まって私を見ていた。長く感じられた時間だが、本当は5秒とは立ち止まってはいなかっただろう。

YouTubeで検索すると「乙女のワルツ」のカラオケの動画みたいなものがある。何気なく再生してみると倉敷の町のショットで作られている。倉敷アイビースクエアは、旅行嫌いの私が初めて旅行したときに泊まったホテルだ。そして、このホテルに泊まった一ヶ月後に私は生死の境に臨むことになった。もう一度行ってみたい衝動が抑えられない。


さっきからもう1時間以上聴き続けている「乙女のワルツ」
作詞は 故 阿久 悠さんである。

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「氷の世界」

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井上陽水の「氷の世界」。昭和48年12月発売。デザイン云々を語る前に、このジャケットは一生忘れられない。陽水が抱えているギターは忌野清志郎からもらったものである。

最近、井上陽水がステージの上で、「いぇーい」と言うことがあるのをご存じだろうか。もう随分前、陽水と清志郎が同じステージに立ったことがあるのだが、そのとき、大勢の観客の前で、清志郎はシャイな陽水に向かって「いぇーい、って言え」と突っ込んだことがある。しかし、陽水は何も言えなかった。言えないまま、清志郎は病を得、そして亡くなった。今日、陽水の発する「いぇーい」は清志郎に向かって言っているのだと私は勝手に信じている。

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あの頃、私は高校生だった。寒い道を、当時付き合っていた同級生の女の子と歩いて家まで帰って、このLPを一体何度聞いたことか。冬の日は短い。畳の部屋に二人で座り、灯りもつけずに、次第に暗くなってゆくままに石油ストーブの火をじっとみつめたまま、二人は陽水を聴いていた。何も語らなかった。見つめ合うこともなかったし、触れ合うこともなかった。二人はただ聴いていた。

私は彼女といつも一緒にいたと思っている。一緒に喫茶店に入り、一緒に夜汽車に乗り、一緒に遠い海を眺め、一緒に机を並べて勉強もした。でも私は彼女とキスさえもできなかった。そして、何故か、私には、彼女と話をした記憶がない。

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昭和を思い出させるデザインのコカコーラの190ml瓶。今でも、売られています。

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コーラとは、コーラ・ナッツのエキスを用いて作られているから。コカとはコカの葉のこと。もちろん、現在のコカコーラにはコカの成分は入っていない。

コカコーラについては、昭和30年代に色々なことが言われた。コールタールが入っているだとか、コカインが入っているから中毒になるだとか。コーラを飲むと歯が溶ける。そして、瓶の底の横側にくぼんだ部分の形によって、四角は辛口で、丸は甘口だとか。まあ、コーラの色を見て、飲み物であるという認識ができなかった当時の日本人としては、色々な噂話をまことしやかに語るには絶好の対象だっただろうと思う。

あの頃、喫茶店に行けば、コーラに輪切りのレモンを添えたものがメニューにあったのだが、今でもあるのだろうか。

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