寒風に飛びださんとする麒麟

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昭和の3階建ての酒屋さんの壁に描かれた麒麟。やはりデザインが素敵です。

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昭和の酒屋さんは忙しかった。

店を入ると木のカウンターと木の丸いスがあり、そこで昼間から日本酒をちびりちびり飲んでるおじさんがいた。そんなお客さんの対応をしながらも、町内のお得意さんへの配達もしなければならない。なにせ車など持っている家庭は極端に少なかったので、ビールなどは配達を頼むことが多かった。酒屋さんは配達をしながらお得意さんの御用聞きもしなければならない。家庭に電話もなかったからだ。希にお酒を頼むことを忘れていて、父親が帰ってくるまえに母親が気づいたときには、小学生だったわたしは決まってお使いを頼まれた。まだ小さいので、頼まれるのは土佐鶴の5号瓶だった。野犬のいなそうな道を選んで酒屋さんまで歩いて行く。

2階には司牡丹。3階の壁に麒麟。昭和のことを思い出す。麒麟よ。寒風吹きすさぶ年の瀬の青空に敢然と飛んでいくか。


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