缶・瓶の最近のブログ記事

瓶は十円

| | トラックバック(0)
昭和を思い出すコカコーラの瓶。復刻版デザインで、「コカコーラナショナルビバレッジ」の記載がある。現在の販売者は「コカ・コーラ カスタマーマーケティング」である。

cocacola3.jpg

あの頃、液体は須らく瓶で売られていた。お酒や、醤油も瓶。販売するときには瓶の料金が含まれていた。だから、コーラの瓶を返しに行くと、10円が貰えた。あの頃の子どもにとって10円は貴重だった。
一日の小遣いが10円を超えることはなかった。瓶が道や公園などに捨てられていることは全く稀なことだったけれど、その千載一遇のチャンスにめぐり合えたときは嬉しかった。瓶を持って酒屋さんまで走った。そして、駄菓子屋さんのおばさんからメンコを買い、親の裁縫鋏で切り取った。

風邪で学校を休んだときは、加奈代ちゃんが給食のコッペパンを届けてくれた小学校の頃の思い出。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和を思い出させるデザインのコカコーラの190ml瓶。今でも、売られています。

cocacola.jpg

コーラとは、コーラ・ナッツのエキスを用いて作られているから。コカとはコカの葉のこと。もちろん、現在のコカコーラにはコカの成分は入っていない。

コカコーラについては、昭和30年代に色々なことが言われた。コールタールが入っているだとか、コカインが入っているから中毒になるだとか。コーラを飲むと歯が溶ける。そして、瓶の底の横側にくぼんだ部分の形によって、四角は辛口で、丸は甘口だとか。まあ、コーラの色を見て、飲み物であるという認識ができなかった当時の日本人としては、色々な噂話をまことしやかに語るには絶好の対象だっただろうと思う。

あの頃、喫茶店に行けば、コーラに輪切りのレモンを添えたものがメニューにあったのだが、今でもあるのだろうか。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
明治時代から昭和初期にかけて外国人の避暑地として栄えた長崎県雲仙市の温泉地「雲仙」で愛飲されたレモネード。温泉レモネードと書いて「うんぜんれもねーど」。大正時代を感じさせるデザインです。女性はアメリカのノーベル賞作家パール・バックをイメージしたものとされている。

onsenlemonade.jpg

梅雨入りの時節なのに暑い日が続き、昼間に飲んだレモネードの空き瓶が、電球色に染まる。あの頃は蛍光灯はまだ少なかった。四畳半に電球一つはあたりまえだった。天井からぶら下がったソケットを二股にして、そこからラジオの電源を取っていた昭和。お金もなかったし、愛する女性もいなかった。それでも、幸せだった。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

五月のサイダー

| | トラックバック(0)
晴れた日の午後に自転車で買い物に出かけ、汗を少しかいたから飲んだスワンのサイダー。ラベルのデザインが昭和のままのようです。

cider.jpg

佐賀県小城市にある友桝飲料は創業明治35年。当初はラムネの製造をしていたようですが、戦後にこのサイダーも発売されました。上質な甘みとキリッとした炭酸がとてもいい味を出していると思います。

昭和30年代、家にサイダーなんてありませんでした。冷蔵庫がなかったので、氷もない。そんな中でも懐かしいのは「渡辺のジュースの素」です。ガラスのコップにジュースの素を入れ、水道の水を注ぎ、お箸でかき回してできあがり。少しでも冷たく飲むこつは、水道水をしばらく出しっぱなしにしてから、コップに入れることでした。

 

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
キリンビールのロゴです。昭和18年ごろのデザインです。麒麟麦酒株式会社製造。戦時中ということでしょうか、非常に質素なデザインです。麒麟のマークがないのは、麒麟が中国の故事から生まれた生き物だからなのでしょうか。いろいろと勘ぐってしまいます。

kirinlogo-6.jpg

ロゴを見つめていると、なぜか、向田邦子さんの「あ・うん」を思いだし、しみじみとしてしまう秋です。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
明治時代のキリンビールのロゴです。凄いデザインです。私には作れませんね。

ウィリアム・コープランドが設立した「スプリング・バレー・ブルワリー」を起源としているキリンビール。このロゴには「JAPAN BREWERY COMPANY」と書かれています。

kilinlogo-meiji.jpg

これはやはり麒麟をデザインしているのですよね。なんだか怖いです。顔は龍で、牛の尾に馬の蹄、歩いた跡は正確な円になり、曲がるときは直角に曲がる。そして1千年生きるという麒麟・・。やはり少し怖い。しかし神聖な幻の動物とされ、麒が雌で麟が雄とされる。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

資生堂「花椿」

| | トラックバック(0)
資生堂のオードパルファム。なんとも昭和レトロな雰囲気を醸し出すデザインです。

hanatsubaki.jpg

資生堂は明治5年,調剤薬局として創業。その後,化粧品の製造販売へと事業を広げた。「花椿」が商標登録されたのは大正4年。しかし,この「花椿」のマークは昭和62年に広告での使用を一時中止され,最近復活している。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

先日,送別会に行ったときに出てきたのがキリンビール。昭和のテイストを堂々と残したデザインです。キリンビールが出てくると嬉しくなるのは昭和30年代生まれの性でしょうか。

kirinlogo-5.jpg

本当に幼かった頃,父親が帰宅するまで食事は始まらなかった。たまに父親がいない食卓を囲むのは,父親が外で飲んで帰るときだけだった。父親は飲んで帰るときは時々寿司の折り詰めを提げて帰ってきた。幼い私にとって,それはどこか大人だけの世界を感じさせる不思議なものに思えた。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

これは明治時代のキリンビールのロゴ。寒い日に熱い鍋とビールは合いますね。といっても,私はアルコールを一滴も飲みません。ところで,このロゴ,「キ」「リ」「ン」の隠し文字が見つかりません。明治時代はなかったのでしょうか。

kirinlogo-4.jpg

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和レトロなデザインの「味の素」の缶です。以前「味の素とハイミーの違い」で紹介した缶よりは新しいものだと思います。

ajinomoto-2.jpg

料理をするときに振りかけたのはもちろんのこと,私は冷ややっこに振りかけたりもしていました。冷ややっこに味の素を振って,生姜とネギを載せ,小豆島の醤油をかけて,いただきます。
昭和初期のキリンビールのラベルです。いつ見てもいいデザインだと思ってしまいます。ちなみに,ラガービールとは,1-3ヶ月の間,低温で貯蔵・熟成させたビールのことです。

kirinlogo-3.jpg

昭和レトロなデザインだと思います。土佐山田町の日曜市でラベルが気になって足を止め,結局買ってきました。古いラベルかと思ったのですが,数年前に作られたラベルだそうです。なかなかのデザインだと思います。マルキョー醤油。

marukyoshoyu.jpg

お店の方と話している最中,どこから現れたのか,背の低いおっちゃんが「ここの刺し身醤油はうまい」と何度も私に声をかけたのですが,私は「桐」という濃口醤油を選んでみました。主張のある味をしています。主張があるだけに好みは分かれるかもしれません。
昭和レトロな和光堂のシッカロールです。昭和20年代のものでしょうか。昭和でなければできないデザインだと思います。とてもいいです。タルク(滑石)を主成分とし,白陶土,炭酸石灰,澱粉などが入っています。

siccarol.jpg

天花粉とかベビーパウダーともいいますね。あの頃は天花粉と言っていたように思います。ちなみに写真のものは未開封です。もったいなさと不安が混じって開封できません。シッカロールは和光堂の登録商標です。

小さな醤油さし

| | トラックバック(0)
レトロなデザインの醤油さし。高さは7cmくらいしかありません。その小ささと硝子の濁り具合から推測すると,昭和20年代のものでしょうか。とても可愛い醤油さしです。

shoyusashi.jpg

醤油さしはいろいろと使ってみて,今は上の写真に似た硝子製のものを使っています。液だれしないことが一番です。ネットで探してみると液だれしないというレビューの多いものを見つけました。

 
昭和の時代には何にでもふりかけた思いが残る味の素。昭和レトロなデザインの缶です。真ん中のお母さんがいいですね。ふりがなが「あぢのもと」となっていますから,昭和20年代のものでしょうか。

ajinomoto.jpg

明治41年東京帝国大学教授の池田菊苗博士が,出汁昆布のうま味の正体がグルタミン酸であることを突き止めたことからうま味調味料の歴史は始まります。そしてその翌年には味の素が発売されたというから驚きです。

突然ですが,疑問があるのです。味の素とハイミーはいずれも味の素株式会社の製品ですが,違いは何なのでしょうか。味の素のページを見ると丁寧に答えが載っていました。

うま味調味料「味の素®」は、昆布のうま味に代表されるグルタミン酸ナトリウムに2.5%の5'―リボヌクレオタイドナトリウム(しいたけやかつお節のうま味成分)を配合したものです。食材のおいしさを引き立てたり、料理の味をととのえる基本的な調味料として、下ごしらえから仕上げまで味の補いとしてあらゆるメニューにお使いいただけます。

「うま味だし・ハイミー®」は、前出の5'-リボヌクレオタイドナトリウムが8%加わり、うま味調味料「味の素®」よりうま味が強く、かつコクがあります。「うま味だし・ハイミー®」は、汁物や煮物のだしとして、お使いいただけます。中華でもこってりとした料理やとろみのあるスープ、味噌を使った料理、野菜をじっくり煮込む料理、吸物、酢によく溶けるため酢の物の調味などに適しています。

「うま味だし・ハイミー®」の方が少量でうま味をきかせることができます。

むむむ・・・少しだけ分かったような夏の夜

昭和のリトルナースがレトロなデザインです。メンソレータムのロゴの入った缶の蓋を撮影しました。リトルナースのモデルがシャーリーテンプルだということは有名です。このデザイン大好きです。

シャーリーテンプルはハリウッドの有名子役で,ほかにも日本でキャラクターとして使われています。昭和9年に発売された,不二家のフランスキャラメルがそれです。

mensoletam.jpg francecaramel.jpg

リトルナースをデザインしたのは神戸の商業デザイナー,今竹七郎さん。今竹さんは輪ゴムのオーバンドのパッケージ、関西電力の社章,そして南海ホークスの鷹のマークなどをデザインされています。

(08/07/18 コメントをいただいた方のおかげで,リトルナースのモデルがシャーリーテンプルではないことが判明しました。)
2000年に発売された明治のお菓子がたくさん入った缶。昭和レトロなデザインで作られています。女の子が抱いている明治クリームキャラメルのデザインも昭和のものです。

明治クリームキャラメルは,口の中に入れると,短い時間ですごく柔らかくなった。その柔らかさにどこか高級なものを食べている感じがした。昭和39年発売。

meiji2000can.jpg

いつも履いていた半ズボンのポケットの中に入れたままにしておくと,体温で柔らかくなり,奇妙な形につぶれていたキャラメル。一度柔らかくなって再度冷えると,包み紙がなかなか剥がせなくなったキャラメル。あの頃の半ズボンのポケットの中には,甘い未来も少しだけ入っていたような気がする。

profile


  • dandan
  • 昭和30年代生
  • A型・水瓶座
  • 犬は「チコ」
Powered by Movable Type 4.21-ja

wish Rakuten















link

2016年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

メール