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魔法瓶って

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昭和42年の広告写真です。「チャイナー魔法瓶」と「パパポット」。これをレトロなデザインと言っていいものか,迷いますね。日陶産業株式会社の製品です。

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魔法瓶なるものが日本に入ってきたのは20世紀初め,1909年とされています。これより5年前の1904年,ドイツのテルモス社が魔法瓶の商品化に成功しています。テルモスはドイツ語読みだと思います。あのTHERMOSです。現在,私はサーモスの携帯マグを2本持っています。

今はステンレスの保温器,保冷器が普通ですが,昭和のころは二重になったガラス瓶でした。ですから,乱暴に扱うと割れることが多々ありました。それにしても,「魔法瓶」というネーミングは何とかならなかったものでしょうか。魔法の瓶ですからねぇ。

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昭和28年のビオフェルミンの広告。デザインというか,このような広告は今は作られることはないでしょうね。

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ゆっくり読まないといけない広告です。何となく,当時のゆっくり流れる時間を感じる広告です。当時,ビオフェルミンはちょっとした万能薬でした。プラシーボ効果もあったのでしょう。おなかが痛い子どもにはよく効きました。

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昭和27年のアサヒグラフに掲載された森永ドライミルクの広告です。

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今年は食に関して,異物の混入とか偽装とか色々と問題になった年でした。森永ミルクに関しても哀しい過去が存在しますが,被害者の方々のことを考えると,多くを語る気持ちになれません。ただ,食の安全は生きていく上で一番大事なことです。食品業者や厚生労働省を非難するのは簡単なことですが,被害を受けるのは自分の身体です。自分できちんと判断して自らの安全を図る消費行動をすることが,ひいては真面目に食を提供している農家の方や食品業者の方に対するエールになれば幸いだと思います。

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昭和27年の広告です。この頃にしてはデザインに気を使っていると思います。商品を半分だけしか見せていないですから。日新化学工業の「エメリン錠」。

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効能が凄いです。赤痢・疫痢・腸炎等。赤痢に罹ってこの薬を飲むのでしょうか・・。

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メガネ肝油の広告です。いかにも昭和の広告です。雑誌の広告ですが,会社名が存在しません。そのレトロなデザインはどこか富山の薬にも似ています。

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メガネ肝油の発売は明治17年というから,その歴史は古いです。当時,肝油は輸入されていたものですから,伊藤千太郎商会より発売されたこの肝油が初めての国産ということになります。その後伊藤千太郎商会は昭和33年にメガネ肝油株式会社となります。しかしこの広告は昭和29年の広告ですので,会社名は商品名の後から付いてきたということになります。そして昭和50年にワカサ株式会社に社名変更して現在に至っています。

メガネ肝油の「メガネ」は同社のロゴマークに由来します。明治当初にはハイカラであった鼻眼鏡を伊藤千太郎がロゴマークとして採用したからです。

本来,肝油とはその名の通り,魚の肝臓から抽出した脂のことで,ビタミンA・ビタミンDなどのビタミン群を豊富に含んでいます。肝油は昭和20年代にはスポイトで飲むのが普通だったといいます。私が物心ついた頃にはもうスポイトで飲んだという記憶はありません。小学校の頃は,夜盲症にならないために,と,肝油ドロップを食べさせられた記憶が強いです。あの頃の子どもには,確かにビタミンは不足していたかもしれません。お新香でお茶漬けをかき込んで「はい,ごちそうさま」ということがおかしくなかった時代です。「今日はおかずはないよ」という母親の声を今でも覚えています。
昭和42年に発売されたソニーの世界初の超小型ICラジオ,ICR-100の広告写真です。製品がレトロなデザインです。思わず欲しくなってしまいます。

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電子回路を集約してボディの重量は90g。なんとバッテリは充電式のニッカド電池で、1回14時間の充電で約6時間の連続使用が可能。SONYはすごいですね。よく見るとこの小さなボディにスピーカーが入っているのが分かります。定価9,800円。

真空管ラジオが鎮座していた昭和20年代。その後トランジスタラジオができ,そしてICです。東京オリンピックから3年。日本全体が大きく発展していた時代の産物です。

そして,今やだいたい同じ相対価格でワンセグラジオが買える世の中になりました。こちらは107g。

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昭和28年の広告です。レトロといえばレトロなデザインですが,このダン注射液なるもの,よく見ると1cc×10Aと書いてある。ということは多分アンプルですよね。ちなみに薬効を見ると風邪薬。自分で静脈注射して,「ひとにもすすめたくなる」というわけでしょうか。

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戦後にはヒロポンを自分で注射していたのは知っている。元気が出る薬である。ただし,覚せい剤特有の副作用がある。戦後,軍から放出されたヒロポンは一気に広まったらしい。これは和田誠監督の「麻雀放浪記」にも出てくる。戦後の作家たちにもかなり広まっていたというし,昭和26年に成立した覚醒剤取締法によって覚醒剤指定されるまでは普通に使用できたということ。終戦後というのは私には信じられないことが多々ある・・。

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昭和36年のステレオの広告です。三菱 DSS-318。レトロなデザインです。この頃の電化製品の広告は現金正価と月賦正価の二つが併記されていることがとても多いです。月賦で買うということが日常であったというか、月賦でないと買えなかったということです。「月賦」という言葉自体が懐かしい響きです。このステレオの価格は公務員初任給の5〜6倍の値段です。

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昭和36年にステレオを見た記憶が私にはありません。昭和40年も少し経ってようやく友人の家にあったステレオを見ました。テレビもそうでしたが、私が初めて見たステレオも厳かに布のカバーをすっぽりかぶせられていました。

Yahoo Auctionで、いい感じのものを見つけました。
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現在の「Tivoli」も好きなデザインです。

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この広告のデザインは大胆すぎませんか。ある意味すごいです。ある意味レトロです。そして,テンのラジオを買えば、テレビ・カメラ・洗濯機などが当たると書いてある。もし当たれば、まさに「幸運を呼ぶ!!」だろう。

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アサヒグラフの広告(昭和29年)

「神戸工業株式会社」は現在の富士通テン(Fujitsu Ten)の前身。昭和43年に富士通株式会社と合併し、昭和47年にラジオ部門が独立し富士通テン株式会社となった。その後トヨタが資本提供したことで、トヨタ車のカーラジオは富士通テンが制作していた。現在もカーナビやカーオーディオで頑張っている。

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