薬などの最近のブログ記事

障子に襖。炬燵に蜜柑。テレビのデザインと室内アンテナが昭和である。

takemiya.jpg

よく見ると、炬燵の上にはカステラもある。

実はこの写真、昭和43年の武宮正樹九段の家族との写真である。武宮九段は囲碁界の人。宇宙流で名を馳せた。その碁風は私たちの常識を180度覆すもので、テレビで観戦していてとても愉しかった。昭和何年だったろう、私は囲碁戦の解説会場に出かけていき、「次の一手」を当てて、優勝した武宮九段から商品をもらったことがある。懐かしい思い出だ。

この写真の武宮九段は17歳。この8年後に本因坊となる。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

火鉢

| | コメント(0) | トラックバック(0)
昭和の火鉢です。あの頃、特にデザイン的なものが施されていない、こういった火鉢がとても一般的なものでした。

hibachi.jpg

北風が吹き始める頃、押し入れの奥から火鉢を引きずり出し、灰を入れて、炭を買って、五徳を立て、火を入れる。小学校から帰ってくると、親の目を盗んで、この火鉢の上にしゃがんでお尻を温めた。寒い夜はどてらを着こんで、火鉢に手をかざし、五徳の上でチンチンに熱くなる鉄瓶から昇る湯気を飽かず眺めた。遠い昭和。暖かい昭和。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
どこか昭和を感じさせるデザイン。今石電機製作所の「レトルトクッキング」。水を使わずに、レトルトパウチを暖める機械です。

retorutocooking.jpg

昭和のレトルトといえば「ボンカレー」ですね。昭和43年に発売された「ボンカレー」ですが、あまり食べた記憶がありません。カレーは母親が大鍋にたくさん作っておき、それを毎日温め直して食べるというのがあの頃のカレーだったように思います。ある友達の家は、いつ行ってもカレーがありました。不思議でした。先日、30年ぶりにその友達の家を訪ねました。すると、だいぶん年老いた友達の母親が出てきて、「カレーがあるから、食べていきなさい」と私に言うのです。不思議は、もっと不思議になりました。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和と言わず、太古から昇り続けている月。遠くで犬の遠吠えが聞こえる秋の夕方。ふと自分を振り返る。

tsuki.jpg

縁側でススキを飾り、三宝にお団子を盛り、まあるい月を家族で愛でる。私にはそうした記憶がない。思わず口ずさむ「月の砂漠」。作詞された加藤まさをさんは静岡生まれの画家です。本の挿絵などで活躍された方ですが、多才な方で、少女小説も書かれており、この「月の砂漠」も大正12年に『少女倶楽部』の三月号に発表されました。

月の砂漠をはるばると
旅の駱駝がゆきました
金と銀との鞍置いて
二つならんでゆきました

金の鞍には銀の甕
銀の鞍には金の甕
二つの甕は それぞれに
紐で結んでありました

さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人は おそろいの
白い上着を着てました

曠い砂漠をひとすじに
二人はどこへゆくのでしょう
朧にけぶる月の夜を
対の駱駝はとぼとぼと

砂丘を越えて行きました
黙って越えて行きました


にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和の雰囲気を醸し出す理容店。窓枠など木製です。テントの三色のデザインがやはり昭和です。

riyouten.jpg

昭和40年代、休日の床屋さんはどこもお客さんで一杯で、一時間待ちは珍しいことではありませんでした。待ち時間は漫画を貪り読みました。少年マガジン、少年サンデー、少年キング、冒険王、少年、少年画報・・。少年マガジンは昭和34年、大関朝汐を表紙として創刊、それならばと、少年サンデーは長嶋茂雄を表紙に持ってきた。これは有名な話。当時の定価は50円。後発の少年キングはそれより少し安かったような記憶がある。まあ、どのみち、漫画を読むのは貸本屋か、床屋であり、買うことなどなかったので価格は関係なかったのだけれど。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和らしいデザイン。中山太陽堂のクラブ号です。実はこれ、ポストカードです。昭和30年代でしょうか。緑のフレームがきれいな自転車です。

club-go.jpg

クラブ号は現(株)クラブコスメチックス、当時の(株)中山太陽堂の金属部が製造した自転車でした。中山太陽堂は大阪市浪速区の会社で、もともとは化粧品メーカー。明治36年に創業。現在もクラブコスメのホームページがあります。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

昭和のデザインとは違っているが、あの頃、西日本で海苔と言えば浦島海苔だった。平成に入って次第に他のメーカーに押されるようになるが、最近蘇った浦島海苔。ホームページも丁寧に作られています。

urashimanori.jpg

浦島海苔株式会社の創業は大正3年。おかずがなければ海苔で食べる、とはいかなかった昭和。まだ貧しかった私たちには、海苔はごちそうだった。おかずがないときは、塩か醤油をかけて、ごはんを食べていた。海苔で巻いたおにぎりも高級に見えた。だから、お正月に母親が作る太巻き寿司などは、やはり年に一度食べるにふさわしいものだったと言える。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和の自転車のデザインに愛情を感じる原因の一つにエンブレムがある。
駐輪場でラレーの自転車を発見。自分のラレー以外を見たことがなかったので、携帯のカメラで撮影しました。ラレーのエンブレムも好きです。英国らしいこだわりがあります。写真に見えている範囲で4つのエンブレムがあります。    

rareigh.jpg
           
 Frank Bowdenがノッテンガム・ラレーストリートにあった自転車屋を買い取り、Raleigh Bicycle Companyを作ったのが、1887年。明治19年のことです。Frank Bowdenは香港で事業をしていたが激務のために体調を崩し、イギリスに帰国、医者に勧められたのが自転車だった。この自転車のおかげでFrank Bowdenは体調を回復させる。それが自転車産業に参加するきっかけになったのです。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
昭和の40年代終わりだったでしょうか。「無名仮名人名簿」は週刊文春に連載されていたエッセイです。そのエッセイの題字。いいデザインだと思います。そして懐かしいデザインです。

mumeikanajin.jpg

あの頃、父親が定期購読していた週刊文春の、この向田邦子さんの随筆を読むのが楽しみでした。柔らかい言葉で日常を深く切り取ってゆく向田さんの文章が大好きでした。畳に腹ばいになって、2ページ分の言葉を丁寧に噛みしめながら読んだあの日。

向田さんが飛行機事故で亡くなってから、一切彼女の文章を読むことができなくなっていた私だったけれど、昨日、秋風が吹き始めた深夜の書店で、そっと2冊の文庫本を手に取った。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
キリンビールのロゴです。昭和18年ごろのデザインです。麒麟麦酒株式会社製造。戦時中ということでしょうか、非常に質素なデザインです。麒麟のマークがないのは、麒麟が中国の故事から生まれた生き物だからなのでしょうか。いろいろと勘ぐってしまいます。

kirinlogo-6.jpg

ロゴを見つめていると、なぜか、向田邦子さんの「あ・うん」を思いだし、しみじみとしてしまう秋です。

にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ

profile


  • dandan
  • 昭和30年代生
  • A型・水瓶座
  • 犬は「チコ」

メール

2010年8月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
Powered by Movable Type 4.21-ja

useful

  • ブックマークに追加する

  • にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
  • 人気ブログランキングへ
  • FC2 Blog Ranking

wish rakuten





















link